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食べることは楽しい されも「解説」つきなのだ 不味いわけがないv [あまり美しくはない風景]

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爺と婆は食べるために 仕事してるのです さぁ喰おう^^(馬刺しに銀タラの湯どうふ、セリの和え物

秋田県秋田市 酒場・戸隠

では紹介します そこのカウンターに置いてある、我が人生の指南書^^ 北東北の教科書「ra.kra」
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どうしたら幸せになれるか 「ラ・クラ」がそっと教えてくれますv

では ど う ぞ。。

あれもこれも、あの酒も。旨い酒は何でもあり
「酒場戸隠」 クラフトビール、日本酒、本格焼酎がずらりと並ぶ「酒場戸隠」。
それぞれの酒にファンがいて、それぞれの酒に合う肴も揃う。
気ままに飲める程よい加減が心地よい。

 秋田市山王の飲食街にある「戸隠」は不思議な店だ。蕎麦屋に多く使われる店名だが、蕎麦の専門店ではない
店の造りは居酒屋なのに、クラフトビールが揃い、ビール好きに人気。もちろん、日本酒や焼酎の品揃えもいい。
かつて、酒好きの知人は「なんでもありの専門店」と評した。言い得て妙だと思った記憶がある。

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 戸隠が店を構えるのは、ビルの2階。階段脇の下にはクラフトビールの案内板が置かれ、階段の壁には酒の
ラベルがびっしりと貼られている。入り口脇には芋焼酎「一刻者」の藍染の暖簾と日本酒「十四代」の空瓶が
並んでいる。入り口にたどり着くまでに、店の基本情報が目に入り、自然と期待値が上がってくる。

 店内はL字型のカウンターと小上がりで構成されている。黒を基調としたシンプルなカウンターと大小の空間に
分かれる小上がり。雰囲気が違うので、使い分けができる。カウンター席の隅に腰をおろして
メニューに目を通す。

 居酒屋での最初の注文には「とりあえずビール」という文句があるが、国内外のクラフトビールが常時7種
ほど揃う店では、この常套句が通用しないこともある。迷う私に、店主が勧めてくれたのは、「スプリングバレー
ブルワリー(東京)」の「オン ザ クラウド」。白ワインのようにフルーティな香り。飲みやすい。すっと
喉を通り抜ける。爽やかな後味がいい。合わせる酒肴は名物「鶏ザンギ」。パリパリに揚げた唐揚げに、
山椒塩をつけて食べる。この組合せはテッパンだ。

 店主の三浦直樹さんは千葉県松戸市出身。「秋田出身の親が昭和60年代に、蕎麦を主体にした店を始めました
私は10年前に秋田に移り住み、店を継いだ。親父が作った店を、息子が形を変えながら、今のように残しました」
と話す。

 東京でビールに関する仕事をしていた三浦さんは当時、秋田では珍しかった県外や海外のクラフトビールを
扱い始めた。また、ここでは珍しかったビールイベント「秋田ビアフェス」も主催した。その縁でビール好きが
常連客になっている。

 店主の話を聞いている間にも、ビールの注文がひっきりなしに入る。従業員はサーバーと客席の間を慌ただしく
行き来している。その雰囲気につられて、ビールをもう1杯、注文。先と同じ醸造所の「アフターダーク」という
黒ビール。柔らかく、きめ細かな飲み口で、苦みとほのかな甘みがある。

 ビールも旨いが、日本酒好きとしては、県内外から約50種類という日本酒の品揃えも気になる。主流は
純米酒、純米吟醸酒など。県内酒は15種ほど、県外酒はその倍近く、東北の酒が多く、南は九州に至るまで
全国の酒を網羅している。

 やっぱり馴染みのある、地元・秋田の酒にしよう。山本の純米吟醸「ターコイズブルー」に、酒肴は「馬刺し」
と「セリと数の子の和え物」を、特上ロースの赤身を使った馬刺しはあっさりしていて、噛むほどに
肉の旨みが感じられる。赤身肉の馬刺しを好む秋田では馴染みの味だ。もう1品は、秋田の冬の味であるセリに
数の子、細切りのいぶりがっこと、タイプの違う3つの食感が酒と合う。いくらでも飲めそうな気がしてくる。

 お品書きには、秋田を代表するような郷土料理は見当たらないが、地元の食材を活かした料理がちらほらと
見受けられる。それは、自らを時折「よそ者」と称する店主のやり方なのかもしれない。お品書きを眺めると
この店のどんな酒にも合うように、刺身、天ぷらなどの王道からザンギ、ソーセージといった肉料理まで
幅広いメニュー。両親が始めた蕎麦も引き継いでいる。「自分でできるものは、すべて揃えました。あとは
好きにやってください」。店主のそんな声が聞こえるような気がした。

 次回も、またカウンターに陣取って、刺身でもつまみながら、ゆっくり日本酒を飲んでみよう。ほろ酔いの
頭の中でそんなことを思った。


2020.1・2号 ラ・クラ ra.kra 居酒屋通信 父から受け継いだ店を自分らしく 
この雑誌の凄いところは、掲載されてるお店から掲載料を取らない 
記者さんが食べた料理は記者さんがきちんと支払うそう  それは大きなお店も、個人の小さいお店も一緒で
1冊の本に数十件のお店が載ります 写真も文も素敵 (私の写真は・・ 婆が写ってればヨシ^^w

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